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代替医療家・vanillaさんの講座レポート「微生物バランスと炎症」〜前編〜

こんにちは。

関ジャニ∞大好きアスカです。

先月、代替医療家、Vanillaさんの講座があり、

受講させて頂きました。

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今回のテーマが

「微生物バランスと炎症」

微生物というものが世の中でどのように捉えられているか。

そしてそれによって私たちの身体に

どのようなことが起きているかなど、

一般的には知れない視点から学ぶことが出来ました。

 

菌は悪なのか?


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まず、みなさんにとって菌と聞くとどんな印象を持ちますか?

おそらくほとんどの方が

「汚い」

「排除したい」

「近づきたくない」

などとマイナスなものと捉えているでしょう。

 

細菌、菌類、ウイルスをはじめとする微生物は、

目に見えないくらい小さな生物です。

微細藻類、アメーバやゾウリムシなどの

原生動物も微生物に含まれます。

 

微生物の一種である菌においては、

「あの菌が病気を生む」

「この菌のせいで症状が悪化する」

などと敬遠され、その菌を失くすための対処に

フォーカスしがちです。

しかし、これも一方でしかそのものを見ていないからです。

 

微生物も人間と同様、地球上に生息する生物の一つであり、

どこにだって存在しています。

 

だって私たちは日々、細菌、ウイルス、真菌などの微生物と

共に生活していて、常に周りに存在していますから。

言ってしまえば、身体の中でも共生しているんです。

そしてそれらの菌とバランスを取りながら生き延びているのです。

 

もちろん中には病原体として、

私たちの生命に大きな悪影響を与えてしまうものもあります。

また、健康状態や環境によっては

その人にとっては良いもの、悪いものというものもあるでしょう。

 

しかし、今の菌に対する見方は

「世の中の情報による善悪」となっているのが現状。

ここで言えること、

それは、菌は決して悪者ではない。

ということです。

 


微生物の役割とは?


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まず、菌を代表とする微生物の役割とは何でしょう?

私たちの身体にはおよそ100兆個以上

微生物が存在すると言われています。

これは人体を構成する細胞の数である、約37兆個を

はるかに上回る微生物と生活していることになります。

 

先ほどもお伝えしましたように、

それらの大半は人と共生関係にあって、

通常は人体に害を及ぼすことはありません。

 

微生物の役割としては、

◎病原菌の侵入や増殖を抑制する免疫機能

◎人体では作れない有用な物質の製造機能

などがあります。

 

そうして生き延びながらも人体に害を及ぼさないで

存在している腸内の共生微生物は、

私たちの免疫系に自分たちが脅威でないことを教え、

免疫系が不要な炎症を起こさないための

シグナルとして重要な役割をしているのです。

 


現代人の腸の実態


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しかし、現代人はアレルギーをはじめとした

自己免疫疾患など様々な病気や症状が増えています。

その原因の一つが腸内細菌のバランス崩壊です。

 

腸内細菌のバランスが崩れる事でシグナルが受け取れず、

免疫系との調和が取れなくなってしまい、

違う菌への処理に免疫系が発動します。

これによって炎症が起こるのです。

 

やがてひどい場合には、

その炎症が全身へと広がってしまうという事です。

 

本来は腸内細菌のバランスが取れている事で

起こさないでいられる炎症が、

バランスが崩れる事で混乱してしまう状態になるのです。

そのバランスを崩す要因として挙げられるのが

現代の過剰なキレイキレイ意識でしょう。

 

私たちは古くから微生物と共生し、

バランスをとってきた事で生命も維持してきたはずなのに、

それらが全くいない状態にしようとしてしまっているのです。

これこそ不自然な行為とも言えるのかもしれません。

 

そして加工品まみれ&偏った食生活などによる

不自然な環境から、本来なら血中に侵入してはならない

「内毒素」が血中に巡ってしまうことで

全身の炎症が蔓延するのです。

万季さんのブログでもたまに出てくる

「リーキーガット(腸管腸壁浸漏症候群)」

これは現代人の多くが抱えているものです。

 


もはや現代病?
リーキーガットの原因


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https://weheartit.com/

Vanillaさんの講座などを聞いていると、

現代のほとんどの人がリーキーガットだろう

とおっしゃっていました。

アトピーや喘息、その他のアレルギーなども

リーキーガットの状態の為に、引き起こるからです。

 

リーキーガット

=腸が健康でない

=微生物が共生できない

=外からの侵入が容易

ということです。

 

このリーキーガットの原因となるのが、

①薬(抗生剤、鎮痛剤、解熱剤)

②食生活

の2つ大きく挙げられます。

と、さらに詳しくお伝えしたいのですが、

長くなりそうなので次回に後編にて書かせてもらいます。

 

万季さんのブログから、

菌とリーキーガットに関する、記事を貼っておきますので

合わせて読んで見てください^^

http://bhc-life.com/wp2019/bacteria-coexistence/

http://bhc-life.com/wp2019/wheat/