リトリートをご存知ですか?
私はリトリートという言葉も
何をすることなのかも知りませんでした。
多くの人たちはこの「リトリート」
を知っていたことに驚きました。笑
リトリートという言葉が浸透してきているんですね。
BHCL研修でリトリートを通し、
リトリートの定義や意味。
そこから得るものは人それぞれ違うものだと私は認識しています。
実際のところ「リトリート」とは一体なんなのか、
自分が今回のバリでのリトリートを受けてみて
どうだったのかをみなさまにお届けします。
わたしのリトリートは
自分でわかっているようで見ていなかった内面との
向き合い・見つめ合い・解決方法の道に光がさしました。
Contents
リトリートとは
リトリート (Retreat)とは、
隠居、隠居所、隠れ家。または避難、避難所という意味の英語。
(wikipedia より)
Retreatment(リトリートメント)
いわゆる「転地療法」。
普段いる場所から物理的に距離を取ることで、仕事の疲れを癒す方法。
中でも効果的なのは温泉と森林浴。
森林や温泉では五感が心地よく刺激されるので、
溜まったストレスを洗い流してくれる。
人間関係のストレスを軽くする「4つのR」とは?
(PHP Online 衆知(THE21)) – Yahoo!ニュースより
「リトリート(Retreat)」という言葉には、
避難・逃避・隠れ家などの意味がありますが、
日々の日常生活での仕事・家庭・人間関係などから
意識的に離れる時間を作ることで、心身をリセットし、
ポジティブに再出発することをさしています。
日常から離れることで、自分と向き合い
自分に必要なものはなにか何を望んでいるのかなどを
改めて忙しい時間からは遠のきがちな
「自分」との時間を作ることです。
休養や癒やしとも言われているようですね。
自分と向き合うことによって、新たな活力を得る。
というものなのかもしれません。
今回のリトリートを機にデジタルデトックスもしました!
そちらについてはまた次回書きますね。
今回のバリ
リトリートでおこなった内容
今回BHCL研修リトリートはインドネシア・バリ島にて。
バリといえば南の島でリゾート地なイメージですよね。
クタ、スミニャックなど観光地はたくさんありますが、
BHCLでは観光客がほとんどいない地域でのリトリートを行いました。
周りはすべて田んぼ。
さえぎるものはなにもなく、
滞在した素敵なヴィラからは想像できないほど、
周りにはなにもない。
なんにもないけど、なんでもある。
そんな場所で過ごす6日間。
ごはんはすべて自分たちで作り、プーファFREEの食事。
田舎で海沿い・敷地が広いからか
Wi-Fiなどはスムーズに繋がりません。
(私は日本からポケットWi-Fiをレンタルしていきましたが、
電波状況はよくないので、なくてもよかったかなレベル)
ヨガの先生がいらしてヨガとはなんなのか、
ヨガを通して自分を知ること。
フィットネスやヨガが好きな方たちからは
「ヨガトリートメント」と呼ばれているみたいですね。
ヴィラはとても素敵なヴィラで、海もすぐ近くでした。
滞在中は波が高すぎて大荒れだったので
海の方にはまったく行けませんでしたが、
とっても素敵な場所でした。
環境的な害がほぼない(排気ガスなど)、
とってもすてきなヴィラで行ったリトリート。
食べているものもオーガニックや
こだわった食材でナチュラルな調理方法。
消化にも良い組み合わせで、もたれない食生活。
BHCLがおすすめしている食生活で
6日間過ごしたことで、
みんな便秘とは無縁の生活でした。
私は日本にいるよりも排泄の調子がとても良く
「こんなに腸の中に沢山便が入ってるの?!」
と驚きでした。
便秘解消という言葉がピッタリ。
普段から排便はあったものの、
バリでの排便を見ていると普段は便秘だなと思うくらい。
帰ってきて普段食べないパンを食べたらムカムカして気持ち悪い。
添加物をダイレクトに感じました。笑涙
リトリートとヨガ
リトリート期間の3日間、ヨガを行います。
朝の6時半から16時まで、
朝は朝食前にアサナ(ポーズ)をし、呼吸を整えて、
朝食をとり、午前の授業を行います。
昼食を食べて午後の授業を行う、そんな流れ。
このアサナの時間以外は、
自分の内面を見つめる内容。
いただいたテキストには
「あなたにとっての人生とは?」などの質問が。
毎日これが宿題的な感じで自分の部屋に戻って
テキストに書いていくのです。
そして、それについてシェアしたりセッションを行う感じ。
このお題がまた自身をえぐるえぐる。
(そして初日の宿題で部屋でおいおい泣く笑)
2日目、3日目と、どんどんお題の内容は
深いものになっていくのでした。
それと体のこと。
わたしたちが普段なんとなく、
立っている姿勢や癖、筋肉・筋の使い方、骨の向き。
なぜシワができるのかそれはどこの場所を使っていないからとか。
普段の呼吸の浅さ、ヒンズーの思想とヨガ。
わたしたちがヨガといっているものとは違うヨガ。
私はかれこれ10年位ヨガをやっていますが、
ヨガの先生からヨガを教わったことはありませんでした。
理由は「ヨガが流行っているからヨガをしている」と先生からではなく
「ヨガとはなにか」を教えてくれる先生から教えてもらいたかったから。
ヨガはたしかに流行っていて
素敵なインストラクターの方はたくさんいますが、
私のバージンヨガティーチャーは守り続けてきていました。笑
ヨガは先生からちゃんと教わったほうが良いよと言われ続けてきましたが
納得いく先生がいなかったので、
変な癖がついていたりしたかもしれません。
でも、ヨガは好きだし心地よくしてくれる私の大事なツールの一つ、
自分と向き合う「無」の時間だったからとっても好きだったんです。
ヨガにはたくさん流派があり考え方もたくさんあることを知りました。
呼吸法にしても、アサナにしても、
意識することがとても大切。
骨の動きに意識して、
普段どのように使われていて、
どのように呼吸をしているのか。
今回出会った先生は、
とてもわたしが求めていたヨガを教えてくれる先生で
このご縁をつくってくれた万季さん、
先生のチヒロさんにはとっても感謝しています。
これを読んでいるあなたがヨガリトリートをしたい!
と思っているなら、自分に合った先生に出会えることいいな~
ヨガを通して私はわたしを知ることになりました。
なるほど、これがリトリートか!という感じ。
リトリートとスピリチュアル
リトリートといえばスピリチュアルなイメージが多いようですね。
ヨガを通して自分の体の癖や感情や
思考の癖と向き合う時間だったのですが。
わたしの場合これがまた
向き合うっていうかえぐり出す、
根っこの部分、腹の底の底にあったもの、
まさに臭いものには蓋をしていたもの。
臭いのには気がついてたよ、
でも臭いからって匂い消しをしてあることは知っていたけど、
蓋を半分あけながら、
「これ、どうする?」状態なものを、
「これ、そろそろ出して、
臭い原因はなんなのか、知っとこかー」
みたいな感じ。
人生には流れがあって、
流れに身を任せて生きていきたい私は
(流れに逆らうと力使うから。
人に流されるのとはまた違う意味)
その蓋があいてきているのを知っていたけど
そのモノ自体をどう処理すれば良いのか
わからなかったんですね。
これまたありがたくタイミングと縁で
fromイギリス・サイキックを受けたのですが、
「はいこれね。臭いやつ。」
「臭いけど、臭くないよ。」
とポンッと渡された感じでした。
なんだか渡してくれたその感覚が
とても暖かくポワッとしたもので、
涙が溢れんばかりに止まらず、おいおい泣きました。笑
それには色々な感情が混ざっていました。
スピリチュアルというと定義にコレ!
はありませんが、もうすでにヨガからスピリチュアル。
ヨガを通して考え方や感じ方を知り一つの肥やしになり、
同時に、自分が自分であって良いという事を知り、
自分の感覚を認めてあげる事がもうスピリチュアル。笑
私は小さい頃から感受性が豊かで
とっても変わっていると言われ続けて生きてきました。
「変で良くない?」とも思っていたけど、
普通でいることの大切さ学んできたからそ
れなりに「普通」でいることが楽な反面、
「普通」にしてることに違和感を感じていたので
「自分が自分である」事のバランスを得た気がします。
人がそれぞれ違うように、
自分は自分で良かったのです。
リトリートを受ける前から自分の中での課題だった
「我を出すな個性を出せ」
(これはお仕事制作マインドセット的なもの)や、
「現在を生きる!今この一瞬を大切に!」
(妄想族すぎて常に現在じゃないところに
ぶっとんでいたのに気がついてSNSに書き込んでた笑)ことが
必要なものが引き寄せられて道に光が当たった、
そんなような感じになったことに驚き。
さんざん言ってきている
「得るためには手放す」
「自分を愛する・大切に」
という事が、物質的だけではなく
いつもと違う角度から見ることを知った事はとても大きい。
手放すことは分かっていても
手放し方とか、自分を大切にするやりかたって
自分の中に落とし込めていない人は、
きっと違う角度から見たらまた道が開けるかも。
体やマインド、心理を知るのが
好きな私にまた縁が。
最終日にフライトまでの時間、
クラニオセイクラルセッションを受けに。
私は受けてないのですが、
クラニオセイクラルというものがどんなものがとっても知りたくなりました。
この場所のエネルギーがすごかった。
良いエネルギーがたくさん充満していて、心地よい。
「満ち溢れている」という事の暖かさ。
それは綺麗なものや清潔なもの、
都会的なものとかそういうものではない、
すべてのエネルギー。
とても良い場所でした。
また、行きたいな~。
わたしはここでもヨガを教えていただきました。
おかげで帰国してからもすごい筋肉痛。笑
リトリートから帰ってきて
そんな内側の自分と体や他者と向き合い続け、
感じ続け、インスピレーションや、
安心感、出逢いがあったリトリートでは、
リラックス〜とか、癒やす時間〜
という女子力♡リトリートというよりは
「そんなところもこんなところも
あんなところまで剥き出しにして向き合う」
という感じの漢気(おとこぎ)リトリート。笑
でしたので帰国後、体力はゼロ。笑
(エレメントが火だからどうしても男性的。苦笑)
充電が必要。
(私のパワースポットは自分の部屋)
なんだか遠い昔みたい。
でも頭の中は行く前と全然違う。
帰ってきて教わったアサナや立ち方や
意識するポイントなど忘れないように実践。
あの瞑想のときに泣いた感覚、忘れたくないなあ。
(泣きすぎ。笑)
リトリートとはどんなものなのか。
リトリートを受けてみて
リトリートには「これ」というものはないと思います。
「こういうリトリートで自分を変えたい」
「リトリートのあとはこうなりたい」
という気持ちがあると
また違ったものに感じるのかもしれません。
週末に、自然の中に身をおき
己の感情に見つめ合う多い私は
「結構リトリートしてんじゃん」って思いましたし、
それもリトリートなんだと思います。
どこに誰と行くと良いがあるわけでも無いわけでもない。
良いも悪いもない、
上も下も右も左もない、
本当はなんにもない。
上も下もない、次も前もない、
なにもないの本当は。それでいいの。
わたしたちは何にも属さない、何者でもないのです。
でも、知りたいから知ろうとするのです。
名前をつけたいからジャンルを、
何者かを知りたいから名前をつけて区別するだけのこと。
そうゆうことも再確認できたリトリート。
単純に経験したいからどこかのリトリートに参加するのもいいと思いますし、
一人旅とかもリトリートになるんじゃないのかなって思ったり。
今回は
「自分を知り・向き合う」ことの
本質の意味がわかった違う角度から見れたリトリートでした。
さて、これを知ったからにはもう大丈夫、忘れない。
BHCLのみなさん、万季さん、チヒロさんから学んだことが多いです。
とっても感謝の愛を。
私のリトリート体験を
ここまで読んでくれてありがとうございます。
これを読んでくれたあなたはどう感じましたか。
あなたにも、素敵な縁と時間が流れ、
素敵な自分を愛せますように。