こんにちは。BHCLスタッフです。
皆さま、いつもお読みいただき本当にありがとうございます。
私自身、何となく良いと知っていてもこのはちみつ講座を受けるまでは、今日学んだような深いはちみつの知識がなく点だけの情報。
やっとここで点と点が線として繋がり、体と心の知識、そしてそこに健康に良いとされている新たな、はちみつ情報が加わり自分自身が迷わない選択肢をまた一つ手に入れることが出来ました。
健康美容情報は、今現代に多く存在し、散乱してしまっている現状だからこそ、正確な知識がないと不安材料にもなってしまうので少しでもこのレポートをお届けすることで皆さまの役に立てれば、と思っています。
※以下、2019年の記事を振り返り、再投稿させていただいています。
前回の記事では、なぜはちみつ(糖)が身体にとって必須エネルギーなのかをお伝えいたしました。
まだ馴染ないはちみつの秘密を知れば知るほどその魅力にどんどん引き込まれてしまいます★
花の蜜がはちみつになるまで
ミツバチたちの知られざる働き
花の蜜を取りに行くのは、すべて働きバチのお仕事。
1回の採密飛行で500もの花を訪れては、40mgもの花蜜で胃(蜜のう)をいっぱいにし巣に持ち帰ります。(なんとミツバチの体重の約半分もの重さ!)
その健気な働きバチの活躍を想像すると・・勝手ながら愛おしく感じました。
まず、胃に貯め持ち帰った花蜜は、巣で待ちうける他の働きバチへ口移しで渡されます。
働きバチの消化酵素を二回経過した花蜜は、化学変化を起こし単糖をメインとしたはちみつとなりハニーコム(巣房)に貯められます。ここから貯蔵担当の働きバチの管軸。
35度という暖かい巣の中で、扇風機係の働きバチが翅を振るわせて風を起こしさらに口でかき混ぜて水分を蒸発させ、このようにして成熟して出来上がるのがはちみつです。
本来は巣にいる働きバチやオスのハチ、幼虫たちの食事になるのですがこの一部をおすそ分けしてもらったものが私たちが頂くことのできる天然のはちみつ。
一匹の働きバチの一生をかけての働きは、たったのティースプーン一杯の量。
一匹の蜜蜂の蜜を求める範囲は3~4キロとも言われていますが、その範囲に何が生息しているのかどんな環境なのか?ということは、はちみつの質を決める決定要素となるようです。
大草原や深い森林の中で採取されるはちみつの内に秘めたパワーを私たち人間も、無駄にすることなく、大切にそして感謝を忘れずいただきたいな、と感じました。
放射線照射なしのはちみつが良い理由
その見極め方法とは・・
先ほどもお伝えしたように、はちみつ蜜を求める範囲は3~4キロ。
環境は、今すぐ変えることはできません。
背景を知らずして採れたはちみつを毎日せっせと身体に良いと信じ食べ続けた結果・・
それらの有害物質が身体の中に蓄積されるとどうなるでしょう?
身体に良いからという情報を信じたはずなのに・・結果、身体に良くない!!
なんていう健康情報は世の中に沢山あり、それはきっとはちみつも同じですよね。
中身を知っているのと知らないのでは結果が大きく変わってしまいます。
そして日本人の私たちとしてが耳を疑う驚くべき発言にもなりかねませんが
放射線照射なしの蜂蜜=国外の蜂蜜を選ぶこと
これが一つはちみつを選ぶ際の重要なポイント。
2011年の震災の被害で放射線が漏れてしまったその事実は隠しきれません。放射能や農薬・薬剤は、空気や花粉からのみ花に付着するのでなくその土壌で育った花の蜜を働きバチが運んでいたら残念ながら同じ結果となってしまいます。
オセアニア州(オーストラリアやニュージーランド)やカナダヨーロッパやブラジルなどの国々に比べると日本は、国自体の国土が狭くどうしても限られてきてしまいます。そしてヨーロッパでは放射線濃度を測る為に蜂を飛ばしているくらい養蜂家の方々には重要なポイントでもあるのです。
もちろんこれも今現在の情報であって、未来はどうなっているかわからないこそ情報のバージョンアップは、とても大切なことなのです。
そしてここで一つだけお伝えしておきたいことは、「たまに食べるはちみつ」なら身体の害は大きくなりません。これは、嗜好品も同じですよね。毎日スプーン5~6杯食べるのであれば、能動的に知識を取り入れ、賢く選ぶ方法を知っておいた方がいいですよね。
見極める味覚が自分自身を救うカギ
市場に出回る偽物のはちみつとは
消費者として喜ぶべきなのかとても疑問に感じる ”大量生産・低価格コスト”
ここまでの記事を読んでくださった方々であればはちみつ一生懸命摂取してきたその限りあるはちみつが大量に、そして低価格で市場に出回っていると聞くと『そのはちみつには何が入っているのだろう』と、不自然に感じるのは無理はありません。
そしてその大量生産されたはちみつの中身は、人口的に作られた ”シロップ” がほとんど。
強く不自然な甘さが口の中に残る、また食べ続けることで体調が悪くなるそういったはちみつはご注意下さいね。はちみつに限らず、ご自身の味覚やその感覚が「天然のもの」と「人工的に作られたもの」を見分ける一番の頼れるセンサーとなります。その感性を普段から養っていくことは大切ですね。
そしてはちみつの味は、はちみつが養蜂家によってどう扱われるかで本来の美味しさやその素晴らしい効能が保たれるのか、もしくは損なわれるのかが大いに関わってきているようです。
何でも効率化が押し進められ大幅に出回ってしまっているこの世の中。
もしかしたら大切な何かを失っているのではないでしょうか。
どの農産物にも言えることなのですが、収穫して食べられるようになるまでは人の手が相当な時間掛かっているわけで、味わっているのは、その方々の時間と愛そのものです。
購入する際は棚に陳列されているはちみつのラベルにはどんなことが書いてあるのか原産国はどこなのかチェックする習慣を。また、はちみつは非加熱であまり遠心のかけられていない生のものがおすすめ。
次回は試食したはちみつの種類やその違いなどを詳しくお伝えさせていただきますね。