健康で美しくなれる
ナチュラルフードをこよなく愛する
工藤万季(@makikudooo)です。
先週からお届けしているギー特集記事。
今日はギーの原料であるバターとの違い、
そしてギーのより良い品質の選び方!!
ギーとバターは何が違うの?
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もう皆さんもお分かりだとは思いますが、
ギーは無塩バターから水分とたんぱく質を取り除いており、
不純物が含まれていない最も純粋な油とも言われてます。
これが一般的なバターとの違いですね。
決定的に違うのは、バターに含まれる
短鎖脂肪酸、中鎖脂肪酸、長鎖脂肪酸
これらの含有量です。
一般的なバターは長鎖脂肪酸の含有量が多く、
この脂肪酸は脂肪が蓄積しやすい
脂肪酸と言われています。
一方ギーは短鎖脂肪酸と中鎖脂肪酸が豊富で、
これらの脂肪酸は脂肪を分解し、
蓄積を防ぐ事が期待出来ます。
そして乳製品のように
乳糖やカゼインも含まれていないので
乳製品アレルギーの方でも
安心して食べる事が出来るのも大きな違いです。
グラスフェッドって何?
普通のバターの違いは?
https://weheartit.com/
ギーについて調べてみると、
必ず出てくるのが「グラスフェッドバター」
というワード。
グラスフェッドの意味をご存知ですか?
グラスフェッドとは、
自然の牧草のみを食べて育った牛のこと。
グラスフェッドビーフは成長ホルモン剤や
過剰な抗生物質の投与を行わないで育てているので
安全で栄養たっぷりのおいしいバターができるのです。
「自然の牧草を食べる」ということは
草食である以外に、基本的に放し飼いなので
ストレスも少なく育っているとうこと。
一方、普通のバターは「グレインフェッド」と言って
トウモロコシなどの穀物や人工餌を食べて育った牛です。
日本の牛は一般的には遺伝子組み換えをした
危険性の高いトウモロコシなどの
穀物を与えて育っています。
また主に牧草で育てている牧場でも
年中草が生えているとは限らないので、
穀物のエサを与えていることも多いようです。
そのため一般的なバターは
「グレインフェッドバター」と呼ばれています。
これらのグラス(牧草)、グレイン(穀物)を
フェッド(与えられた)牛
それぞれから採れた牛乳で作られるバターになります。
ではグラスフェッドと
グレインフェッドの牛との違いに
どれほどの差があるのかと思いますよね?
一般的(グレインフェッド)な牛の乳から作られたバターは
動物性の油である飽和脂肪酸が多く含まれています。
飽和脂肪酸は体に吸収しやすく
エネルギー源として使われる反面、
体に蓄積しやすく、太りやすい油と言えます。
通常のバターに多く含まれる飽和脂肪酸は
名前の通り「飽和している」ので
他の物質と化学反応しにくくなっています。
つまり、体内で燃焼されにくく、
脂肪として蓄積されてしまいます。
一方のグラスフェッドバターは、
通常のバターより不飽和脂肪酸を
多く含んでいることがわかっています。
不飽和脂肪酸は状態が不安定。
化学的に言えば分子の中に
酸素と結合しやすい部分を持っているので、
体の中で燃焼されて分解されやすい
という性質を持っています。
ちょっと難しい説明になってしまいましたが、
簡単に言うと、自然の摂理に沿って
育った牛から出来る物は、
私たちの体の自然のメカニズムに沿って
ちゃんと代謝してくれるということ。
不自然なものから作られるものを
摂取すると体にも不自然な物として
蓄積されてしまうイメージですね。
より良いギーはどんなもの?
では上記の内容から
質の良いギー選びのポイントを
まとめてみましょう!!
☆バターよりも純度が高く
代謝しやすいギーを選ぶ!!
☆原材料は一般的な
グレインフェッドバターではなく
自然に育てられたグラスフェッドバターを
使用したものを選ぶ!!
この2つのポイントは抑えておきましょう♪
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